【脅威】GooglePay(グーグルペイ)日本金融市場参入とは?
今回のテーマは『GooglePay日本金融市場参入とは?』について解説していこうと思います。〇〇ペイと言えば、ペイペイや楽天ペイ、ラインペイなどたくさんのQR決済サービスがありますが、皆さんも一度は使ったことがあるのではないでしょうか?今回のコロナ時代により急速に普及をしていますが、グーグルはなぜ日本市場に参入したのか解説していこうと思います。
1.グーグルの日本市場参入
グーグルは2022年までにインドや米国に続き、自身のグループでの送金決済サービスを始めます。その起点となる日本企業プリンを約200億円で全株式取得を行います。
これはすなわち完全子会社化を行い、全てをグーグルに吸収するという事になります。
pring(プリン)ペイとはどのようなものか?
送金アプリで友達や家族とメッセージ感覚でお金のやり取りができ、機能はシンプルに3種類になります。「お金を送る」「お金をもらう」「お店で払う」個人から個人への送金だけではなく、法人から個人のスマホにも送金が可能です。
会員数は数十万ほどで、QR決済が可能なお店はまだまだ低いです。
2.グーグルペイ
すでに日本ではグーグルペイがあります。ではなぜニュースになるまでに大きく報道されたのか?それは今まで単体での支払い機能を持っていなかったからです。
詳しく言うとグーグルペイを使う際に楽天ペイやラインペイなど他の決済アプリとの連携が必要でした。
グーグルがお財布で、その中に他のペイがお金として入っているイメージとなります。
これが今回単体での決済機能を持つことにより、楽天ペイやペイペイなどと同じ機能を持つため、かなりの脅威となるのです。
3.グーグルの狙い
人口規模=市場規模になりますが、なぜ日本への参入を決めたのか、これには日本ならではの遅れが生じているからではないかと思います。
日本では会員数で見るとかなり普及しているようには見えますが、実際使用しているのは約50%ほどにしかなりません。
これは韓国や中国が90%以上普及しているのに比べると日本は極めて低く、決済サービスの普及が遅れていることがわかります。
更に市場規模で見てみると・・・
ORコード決済・4.2兆円
クレジットカード・61兆円
電子マネー・6兆円
デビットカード・2兆円
とQRコード決済はわずか4.2兆円しかなく、これから普及すればもの凄く伸びる市場になります。
つまり日本市場は他国に比べると伸びしろが一番あるのではないかと予測できるため、今回のグーグル参入が決まったと思われます。
そもそも論でいくと、グーグルが参入する市場はほぼ100%勝ちが確定しているし、後発でも勝てるからこそ参入するって事ですね。
グーグルに勝てる企業は残念ながら、日本企業に1社もないからです。
まとめ
これは実は大きな問題があり、日本の将来をも揺るがすものになります。
仮にグーグルが決済サービスで独占した場合に立ちはだかる条約があるからです。
それは「日米租税条約」です。これは簡単に言うとアメリカに税金を納めれば日本に収めなくていいという、不平等条約があるからです。
ちなみに〇マゾンは日本に1円も税金を払っていなかったようです。
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