ナイジェリアの経済 世界をリードする経済大国へ
こんにちは。お茶の間研究室です。
今回の記事は『ナイジェリアの経済 世界をリードする経済大国へ』です。皆さんは現在の経済大国はどこですか?と聞かれるとどこの国を思い描きますか?
アメリカや中国を真っ先に思い浮かべると思いますが、今回はアフリカにあるナイジェリアにフォーカスしていこうと思います。
この記事を読めば現状のアフリカ経済が理解でき、思っていたイメージと全く違う結果が得られるかもしれません。
1.ナイジェリアの歴史
・国土面積
約923,773平方キロメートルで日本国土の約2.5倍
・人口
約2億100万人(現在も増加中)
・言語
公用語は英語、それ以外は民族語
・首都
ラゴス
ナイジェリアの国旗ですが1959年に公選により、決まりました。一説によると緑は農業を表し、白は平和の象徴と言われています。
そして縦の3本の線はハウサ、ヨルボ、イボ3つの民族を表しています。
簡単な歴史☟
イギリスの植民地として約100年間統治されていましたが、1960年に独立を果たしました。その後は約30年間国内での紛争が絶えず起き、なかなか平和な時代が訪れませんでした。
2.経済の急加速
ナイジェリアのGDPは現在50兆円で日本の約10分1になります。※アフリカNO.1
しかし人口が現在2億人のナイジェリアは2050年に世界第3位の人口4億人まで成長し、更に市場規模が拡大します。
人口が多い国ほど発展が加速しやすく、現在の第一位は中国、第二位はインド、第三位はアメリカとなっています。
また人口に占める主要な年代で見ると、日本は平均47歳に対してナイジェリアは平均20歳です。
将来的に見ても圧倒的にナイジェリアの方が国力が高く、また消費力も非常に期待が持てます。
またIT関連や電子決済システムの普及も驚くほど早く、海上交通のウーバーボートや電子決済システムpaystackがすでに使われており、デリバリーサービスのoyanaowやナイジェリア初のECサイトJUMZAも出来ています。
物流に関しては、戦後日本が全国に物流体制を作るまでに40年掛かったところをITサービスを駆使し、なんと1年で構築してしまいました。※アフリカ全体
更にドローンを活用し、すでに輸送なども行っております。
これだけの急速な発展をしているナイジェリアではすでに、アメリカや中国が注目し多額な投資をしています。
また法規制があまい為、自国で流通させたい商品をまずアフリカで実証実験し、その後自国でサービスを展開するビジネス手法を使っているので、最先端の技術がアフリカにはあります。
日本が追い越される日はすぐそこまで迫っています。
3.インフルエンサー
ハイテクすぎるナイジェリアですが、なんとアフリカ全体でティックトックのようなサービス「VSKIT」が存在します。
これは中国の合弁会社が提供するアプリで、テレビではなくインターネットでの販売を目指しています。
中国は広告出稿料でテレビ1兆円に対して、インフルエンサー(キーオピニオンリーダー)への出稿料は7兆円まで市場が膨れ上がっています。
日本ではオワコンではないかと言われていますが、世界ではまだまだ成長する市場として非常に注目されており、アフリカ全体まで広がっております。
今後はアフリカ人のインフルエンサーがドンドン登場し、1つの巨大マーケットになるかもしれません。
まとめ
経済発展途上国の最大の利点は規制がないことだと言え、これによりたくさんのサービスが加速化的に利用でき、他国にはないスピード感があります。
日本が発展をしない理由は必ずブレーキが掛かってしまうからだと思います。
今の日本の体制のままだと必ず世界から置いていかれ、経済は衰退していき、貧しい国へと変わっていくかもしれません。
日本を変えるには今の古い体制や古い考え方を捨て、若い世代が立ち上がるべきではないかと思います。
最後までお読みいただき有難う御座います。