お茶の間メディア

著:WEBライターマルチョウ

ー限定公開記事ー

【ブラック企業!?】悲惨な子会社の宿命とは? 

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今回のテーマは『悲惨な子会社の宿命とは?』です。

この記事を読むことで、子会社で働く場合にどのような環境が待っているのかを知ることができます。

※実体験をもとにこの記事を書いておりますので、世の中の会社全てを指しているわけでは無いです。

この記事を読んで欲しい人

1.実際に同じ環境下で働く人

2.就職や転職を考えている人

3.子会社の仕組みをよく知らない人

 

 

子会社の仕組みについて

株主の議決権50%以上を獲得されており、財務関係や営業方針などを実質他社の法人に支配されている環境のことを表します。

簡単に言うと、株式会社は『株主の為の会社』なので、実効的な支配権を持っているのは社長などの役職に関係なく、株主です。

難しい話をすると長くなってしまうので、結論、子会社は別の法人が株主となり、経営権を握っています。

労働条件

基本的に親会社の労働条件がもとになっているので、会社によってはホワイトと言っても過言では無いです。

業種にもよりますが、有給休暇も比較的取り易い環境下にあります。

また、残業代もしっかり支給され、決して劣悪な環境にはなりにくいです。

その要因として、万一子会社が劣悪な環境だった場合、社会問題に発展すると親会社の経営にも影響が出てしまうからです。

 

設備環境

事務機器やデスクなどは基本的にお下がりで壁に穴が開いた場合などは自分たちで補修など行います。

子会社に使われる予算はかなり少なく、中古品が当たり前となり、修繕などの申請は通りにくいです。

 

人事評価制度

次長級以上は親会社からの出向組みで構成されている為、昇進出来ても課長級までです。

その為従業員の評価は年功序列が強くなり、入社当初はキラキラしていた人でも年数が経つにつれて、キラキラさは失われていきます。

良い意味で皆が平等な会社作りになっており、生産性で見るとかなり低くなってしまいます。

人事評価は特に親会社からの出向組みで構成されている為、現場の事はわかりません。

ですので、最終的には『年功序列』での評価が強くなってしまいます。

 

現場サイドと本社サイドでの温度差

現場上がりの管理者がおらず現場の仕事内容がわからい為、的確な事が言えずに

混乱が起きます。

また親会社ルールややり方を持込もうとする事が多いので、現場はとにかく大変です。

特に現場ではお客様にも負担が掛かってしまう事もあり、仕事の本質を間違えている場面も多々感じられると思います。

 

昇給昇格

昇給は何もしなくても上がりますが、昇格はかなり遅いです。理由としては上の席が詰まっている為です。

やりがいややる気は勤続年数が長くなるとどんどん無くなって行き、プライベートにも影響が出て来ます。

向上心が無く、給料が貰えればいいと考える人にはオススメですが、向上心高く上を目指したい方にはオススメ出来ません。

 

最後に

私が伝えたい事は会社の環境はどうであれ、その環境下に飛び込んだのは自分自身です。会社を変えようと頑張っても変わらない事はたくさんあります。無理して合わない環境下で働くよりも直ぐにでも転職し、環境を変えて欲しいです。

転職は自身のスキルアップにもなりますし、なにより仕事よりも大事なのはあなたの人生です。行動してしまえば人生なんとでもなりますから。